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SOSの序章は、知っての通り帝国vs反乱の内戦が終結し、反乱軍が勝利した後の未来のお話しです。
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この序章では『尖った王冠』を手に入れる為に、ブレイズの生き残りであるエズバーンとデルフィンの二人を中心に、
嘗てのウェイレスト上級王の末裔であるカズ、そしてディバイド騎士団である椿とメアリー達の力を借り、王冠の眠る場所とされるコルバンヤンド遺跡へと赴きます。
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この『尖った王冠』とスカイリムの『内戦』を密接に結びつけていると思われるのが、『スカイリム上級王の椅子』です。
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スカイリムの内戦は、ウルフリックの反乱に始まり、その反乱鎮圧に乗り出した帝国軍の二つがメインとなっていますが、
SOSではそこにもう一つの要素として加わりつつあるのが、ドラゴンボーンと噂されるナディアの存在です。
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現在の彼女(物語上では本編での現在)は、スカイリムの中心であるホワイトランを拠点に、側近のリディア、イオナ、ジョディス、アルディス、カルダーを始め、
参謀のポエット、育ての母であるロザリー、吸血鬼の王の娘セラーナに謎の娘ターニア、そしてナディアに与するホワイトランの住人達に見守られながら、スカイリムの覇権レースに参加しようとしています。5
ポエット曰く
ウルフリックを上級王にし、そのウルフリックに請われて上級王になるしか、ナディアには道が無い

第十一話EP1にてリディア達に語ったこの内容は、ナディアがスカイリムで上級王を名乗る事が、如何に困難であるかという事を表しています。6
人の上に立つには、人心の掌握は欠かせません。
恐怖や力だけで支配する政治は、強力なウィルスが蔓延するのと同じく、瞬く間に消えてなくなるのが世の常です。
またその逆に、優しさや人望、カリスマ性など、凡そ善行と表現できる行為だけでは、スカイリムという厳しい土地を治めるには役不足になります。
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しかし何より、ナディアが最初にぶつかる壁。
それが【種族】です。
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北方の極寒の地アトモーラを起点とするノルドは、スカイリムを自分達の故郷とし、この地に住まう事に、そしてノルドである事に誇りを持っています。
そこには、嘗て500人の同胞団を率いスカイリムに人間種の最初の王国をもたらし、ノルドの礎を築いたとされる"イスグラモル"の存在。
また、第三紀の帝国を築き上げたノルドの皇帝"タイバー・セプティム"の存在も欠かせません。
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この事から分かるように、ハイロックを故郷とするブレトン種のナディアは、ノルドの存在や自尊心を揺るがず存在であり、『スカイリムの王』を名乗る根本的な資格を持ち合わせていません。
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反乱軍がスカイリムから帝国軍を追い出した。
勝利したという功績は、たとえどんな形であれ、それは反乱軍の首領であるウルフリック・ストームクロークが握るモノとなります。11
ですがナディアにもチャンスはあります。
民を治める事が困難になったとウルフリックが自覚し、頭を垂れ、王位の交代を請い願ってくれば、それはそれで正当性の一つになるでしょう。
しかしこれこそが、ポエットの考えている理想の形という訳です。

因みにこれを『禅譲(ぜんじょう)』と呼びます。
禅譲とは、王がその位を世襲せず、有徳者に譲る事を言います。
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では【尖った王冠】とは何なのか?
第一紀ハラルド王の時代には既に存在していた上級王の証であり、イスグラモル最後の血筋とされるボルガス王に至るまで使用されていた王冠です。
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ですがボルガス王が殺されて以降、行方知れずとなった為にこの王冠は使用されていません。
なのにスカイリムには、上級王が存在し続けていました。

要するにこの王冠は、上級王になる為に必要な物ではなく、一種のステータスと考えてもらえばいいと思います。
無いよりは有ったほうがイイ』という感じ。
よって有っても無くても『王』を名乗る事は可能という事です。
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話を戻しましょう。
では何故アイリのようなトレジャーハンターが、この王冠を欲しがるのか?
また五話前編でのエズバーンも、カズに何かを隠しているような衒いが有りました。

たかだかステータスでしかない王冠、或いは有るか無いかもわからない様なモノの為に、お互いを牽制までし合うのは何故なのか?

金か?名声か?それとも...

しかしそこには『スカイリム上級王の椅子』とは別の...
別の何かが関わっているようにも思えてきます?(SOSオリジナル)

それを知るには、第五話の後編を待っていただくしかありませんw
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ところで...話は少し変るのですが、この序章ではブレイズが主体となって王冠の捜索を行っています。
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エズバーンが懸念したアルドゥインは既に倒され、ドラゴンボーンとは袂を別っている(第三話)らしく、
二人だけのブレイズだったにも関わらず、何故か聖堂には多くの仲間が居着いています。
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様々な種族が選り取り見取りと集まっており、リン達のような軍上がりの連中もいれば...
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行く当てを無くしたような者も...
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彼等はいったいどうやって再起を図ったのでしょうか?
再起だけではなく、戦後にこの状態を維持し続けていくというのは、組織的に見ても決して容易ではないはずです。


一つだけ思い浮かぶとしたら、それは第三者の後ろ盾を得た可能性があるという事...

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五話の前編でミックが語っていたことが事実だとしたら、少なくともウルフリックが彼らの後ろ盾になってくれているとは...ちょっと考え難いですねw
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さて、という事は、今のブレイズを背後から支えているのはいったい"誰"なんでしょう?
気になる方は五話前編のSSをもう一度見直してみてください。
そこにヒントが隠れていますw


SOS 序章背景【尖った王冠と内戦について】
今回はこんなところでしょうか。
それでは第五話後編UPまで、また少しお待ちくださいませm(_ _)m

2018/4/21/18:30




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